痩せていても中性脂肪が高い理由は
中性脂肪が高い人は太っている、というイメージが一般的ですが、見た目は痩せているのに中性脂肪値が高い人がいます。
それはいったいなぜなのでしょうか?
まず、痩せているのに中性脂肪値が高い理由には、遺伝性のものがあります。
ほんの少ししか脂質を摂取していなくても値が上昇する人もいます。
それから、偏った食事の影響で高くなる人もいます。
バランスの良くない偏った食事をしている人は、脂質の過剰摂取となり、中性脂肪が高くなってしまう人もいます。
そして一番注意しなければいけないのは、内臓脂肪型肥満の人です。
内臓脂肪は、腸など内臓の周辺につく脂肪です。
いわゆる「隠れ肥満」の人です。
見た目は太っているように見えないのに、内臓まわりは脂肪でいっぱいというのが隠れ肥満です。
このような人はメタボの危険性が大きいので、要注意です。
内臓脂肪は、食習慣の改善や運動の効果が出やすいという特徴があります。
なので、生活習慣を見直して、できるところから改善していけば、中性脂肪値も減らすことが可能なのです。